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心でつながる現場

大切に思うことで生まれる、心のつながりがある。

CASE:1
辻本 陽介
佐倉〈ゆうゆうの里〉 生活サービス課
2009年入職(新卒) 体育学部 健康学科卒

ご入居者

辻本職員
私が入職した時、ご入居者からたくさん声をかけていただいて、自然に馴染めたことを覚えています。
ご入居者
男性職員が少ないってこともありましたし、辻本さんが話しかけやすい雰囲気だったんでしょうね。それが今では、辻本さんの方から、しょっちゅう声をかけてくださるようになって、それだけでも気持ちが前向きになります。
辻本職員
用事がなくても声をかけて話をしてますね。みなさん元気な方が多いので、この前はあれをしたとか、どこそこに行ってきたとか、いろんな話を聞くことができて、こちらも楽しいです。ふだんから接することで、ちょっとした変化にも気づけるようになりますし。
ご入居者
ここでは、いろんなイベントも企画していただいて、楽しく参加しています。
辻本職員
そうそう。ご入居者から指導を受けることもありますね。例えば、芋掘りを企画したんですが、私が力任せに芋を抜こうとすると、そうじゃない、こうやるんだ、とかね。
ご入居者
私たちが知っていて、若い人が知らないこともたくさんあるから、いろいろ言ってしまいますね。特に辻本さんには、言いやすいので。
辻本職員
それは、とてもありがたいことです。こちらが一方的にやるのではなく、楽しさを共有できる空間や時間をいっしょにつくっていくことが、大切なことですから。
CASE:2
梅原 祥子
佐倉〈ゆうゆうの里〉 生活サービス課
2007入職(中途入職) 前職:フィットネスインストラクター

ご入居者

ご入居者
入居してすぐに朝のラジオ体操に参加した時、私がふらついたのを見つけて、大丈夫ですかと手を差し伸べてくれたのが梅原さんだったんです。大勢の人が参加している中でのその心配りに、とても感動したのを覚えています。
梅原職員
その後、運動プログラムオリエンテーションに来ていただいたんですね。圧迫骨折をされた経験から、そのリハビリとして医師に運動を勧められていましたが、どんな運動をしたらいいのかまではアドバイスしてもらえていなかったんです。そこで、無理なく、痛みを出さず続けられるよう安全に最大限の配慮をして、運動メニューをご提案させていただきました。
ご入居者
私は今まで運動なんてしたこともなく、できるかどうか、とても不安だったのですが、梅原さんが丁寧に指導してくれたおかげで続けることができました。そうしたら、腰がだいぶ伸びるようになって、姿勢が良くなったんです。
梅原職員
徐々に負荷もかけていって、今では当時とは見違えるほどできるようになりましたね。
ご入居者
私は、50年来コーラスをやっているのですが、姿勢がよくないと声も出ないんです。おかげさまで、また声も出るようになって、以前よりもコーラスの活動を盛んにするようになりました。