日本老人福祉財団が目指す「高齢者コミュニティ」にとって大切なことは、職員と入居者の関係です。〈ゆうゆうの里〉の職員の役割は、「伴走者」という概念で位置づけることができます。「伴走者」としての職員には、伴走業務を遂行する「専門性」と「共同性」が必要です。
「専門性」とは、ご家族によるケアに代わって、多職種からなる専門組織が、互いに連携し、継続的、かつ必要な時に必要なサービスを提供すること。
「共同性」とは、ご入居者へサービス提供をする際に、信頼関係と協力関係をメインとした人間関係を築くこと。
私たちは、職種に関わらず上記の役割を果たすため、ケア・スピリット「私にとって、あなたはとても大切な人です」に基づき、ご入居者に対して、職員に対して、そして、外部の方に対して、真摯に向き合い、力を合わせて課題解決に取り組むことができる方を必要としています。